2013年 09月 07日
退院しました
入院中はたいへん辛い目にあっていたので、その開放感たるや、すごいみたいで、
なんていうか、人間女子のようにきゃっきゃと飛び跳ねております…。
入院中は入院ならではの治療を受けておりました。
24時間完全看護のもと、ネブライザーでの薬の投与とか、強制給餌とか、はたまた副鼻腔炎で鼻の奥にたまった膿をほっぺたから注射器で吸い出して、更に薬を詰め込むとか、いや、聞くだに痛そうで。
先生いわく、鳥は痛みに強いからとかなんとか、ええ、気休めだとはわかっておりますよ。
ただ、小さい鳥さんは麻酔が難しいから、麻酔無しの方が安全だそうです。
そうそう、この身体の小ささが小鳥さんの治療の難しさを強くしているんですよね。
手術でも注射でもコンマ何ミリみたいな職人技と集中力が必要だし、薬だって麻酔だって、人間の子どもよりうんとうんと量が少なくってより精度が要求されるわけです。
何度も先生が「これが犬だったら、ぱっと手術して膿をきれいにして、薬を投与して終わりになるんだけど」、身体が小さい鳥だから「手術は難しく」(眼球がそばにあるからほぼ不可能だと言われました)「麻酔も厳しくてショック死するかもしれなから」地道に薬で治療しましょうと。おっしゃいました。せめて、とのことで前述の注射器作戦です。
その他にも福岡の鳥に詳しい先生をセカンドオピニオンとして連絡をつけてくださり、レントゲンや薬の投与記録を共有して、ブリーフィングの詳細も解説していただきました。ネット時代って便利ですね。居ながらにして遠くの専門医と情報を共有して、いっしょにディスカッションできるわけですから。
そんなこんなで退院できました。
保温だけはくれぐれも注意してくれとのことで、私自作のヒーター付き段ボールハウスの中のプラケースで、のんびり別荘暮らししています。時々、ケース越しにダンゴとおしゃべりしています。
薬は飲水投与に切り替えて、またまた様子見です。
ハゲは相変わらずですが、入院前よりずっと食欲が出てきて、飛び跳ねてプラケースの屋根にぶら下がって外にでたがるくらい元気になりました。
取り急ぎくずもち生存報告でした。
インコモチーフで雑貨作ってます
これからもどうぞよろしく
by dangobird
| 2013-09-07 23:47
| ボタンインコ