デンマークの赤

最近、衝動買いした本 ↓ (amazonへリンクしてますから、本の詳細はそちらへどうぞ)
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タイトルは無理やっこ訳すと『ラブバード 色変わり遺伝大辞典』ってなとこか?
著者のダンジーリじいさんはアマチュア鳥類学者で超絶熱心なブリーダーだけど、本職が人間用のお医者様で生物学の基礎知識があるわけで、ついでに大学の研究者と鳥類の遺伝の研究をコラボしてたりしてるんで、それだけに内容はアマチュアに考慮しつつも、結構専門的である。と、生物学畑の私は思う。

少なくとも高校レベルの生物学というかメンデルの法則くらいは知っておきたいところ。

そしてなんで衝動買いしたかっていうと表紙の鳥に度肝抜かれたからである。

   …真っ赤なコザクラインコ 


自分なりにレッドサフューズドのルチノーかっ? と推測したが、それにしても真っ赤っか。つーか、そんな赤いコザクラがいること自体知らなくて、驚愕したのである。本著によるとこの変異個体はルチノーの両親から1990年に誕生した『デンマーク赤(the danish red)』。世界で報告されたただ唯一の一羽。



そら、知らんのは当たり前じゃ。世界でたった一羽だなんて。015.gif









世界でたった一羽の赤いコザクラ。

こういった鳥を作出する気合いというか、ヨーロッパやアメリカのブリーダーの凄まじさよ。でも、たぶん、全くの偶然で産まれたんだろうな、とは思う。ルチノーはラインをクロスさせて繁殖させることが多い。もちろん、インブリードの悪影響が出易いルチノーのこと、個体の虚弱化を防ぐためだ。だからルチノー同士を掛け合わせることはあんまりないとは思うんだけど、中にはラインの固定化のためにルチノー同士、あるいはインブリードすることもあるだろう。そんな中で産まれた赤。なんつーかそのブラッディな赤が、変異作出の行きついた先みたいな、一種、言い方悪いけど、狂気めいた人間の欲望を象徴しているようで。なんつーか、衝撃的だったのだ。


本にも書いてあるとおり、残念なことにこの赤いコザクラは夭逝したらしく、その血統は失われたらしい。デンマークの赤は幻に終わったわけだ。


儚く
もろく
ふわりと飛び去った
赤い瞳で赤い羽、の鳥



新しい色を追い求めるのを否定する気はないし、ルチノーもかわいいんだけど、なんだか切ない。







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ぴしっとくずもち。おちゃめなずんだもち。

あれ? ダンゴは? ダンゴーーー!




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おシッポの手入れで忙しいらしい。




平凡なカラーだけど(笑)、うちの子が一番!







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by dangobird | 2009-04-15 20:53 | ボタンインコ

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