2009年 07月 15日 ( 1 )

ないけれど、あるもの

鳥の知能で驚かされるのは、なんといっても『ないけれど、あるもの』と『ないからないもの』の区別がちゃんとつくってところだ。

『ないけれど、あるもの』
透明のアクリルケース。
うちの鳥はアクリルケースの上に乗ってよく遊ぶんだけど、上から足を踏み外す事も、下から上へ飛び上がってぶつかることもなくなった。見えないけど『ある』ことはわかっている。
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おやつのソバの実。
手のひらになければケース横の餌置きのラタンラックの中のタッパー。そこにもなければキッチンの餌貯蔵用の大きなケース。そこにもなければ、パソコン! (ネットショッピングしているのを見てるんだよなあ、まいった。)
放鳥して、パーチに止まって待っていてもおやつが来ないと探しに来るんですよ(汗)。手のひら覗いて、なければ、こっちーっと飛んで行く。よく覚えているんだ、これが。
などなどなど。

『ないから、ないもの』
食べてしまったおやつ。手のひらのソバの実がなくなったらおやつはおしまい。うん、理解してる。
おでかけしてしまった人間の家族。いってきます〜 と言ったらいなくなるもんね。呼び鳴きしません。でも、また ただいま〜で帰って来るね。
使ったら、または食べたらなくなってしまう。決して無尽蔵ではない。わかってる、わかってる。

かのヨウムのアレックス君は『0』を理解していた。発明したインド人もびっくり!
たくさんのピースの中に、『○○はあるかしら?』の○○に該当するものがなければ『ない』とちゃんと答えたそうだ。そこにないから、ない、である。かしこいなあ。更に、そこにないから『どこそこ(いつもおもちゃをしまうロッカーだかなんだかあるそうだ)にあるんじゃない?』とまで言うそうだから、さすがである。実に論理的に推測するわけである。

そこにはないけれど、その存在そのものはこの世に全くないわけではなく、別の場所にあるかもしれない。存在の完全否定じゃなくて、今ここでなくなってしまってもこの世からいっさいなくなるわけではない。だから、そのうちいつかまた現れると期待もできる。これは人間が『いないいないばあ』の意味を理解する上でたいへん重要な概念である。これが理解できないとたいへんである。目の前にいなければ、誰もこの世にいないも同然。世の中、自分がたったひとり…。




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腕の上に、少しの間だけど3羽が勢揃い。なんか嬉しい〜。






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by dangobird | 2009-07-15 20:56 | ボタンインコ

のんびりボタンインコとの暮らし