大村友樹リサイタル

今週は福岡であった大村友樹氏のリサイタル。
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大村友樹氏はザ・フルートカルテットの元メンバー。リサイタルを開くということで福岡へ。

場所は由緒ある博多ルーテル教会。古い建物らしいがたいへんよく手入れされているのでまるで古さを感じない。が、建物の中の梁の太さや木製の椅子などにどことなく時代を感じるいい雰囲気の教会である。
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そんな教会で演奏された曲目はゴーベールのソナタ、マルティヌーのソナタ、アンデルセンのバラードと空気の精の踊りと、どこまでもテクニカルな曲ばかり。ええい、ちくしょう師匠、テクニックすごすぎです。大村らしい華やかでドラマティカルでストーリーあふれる演奏は健在でした。

大村さんは曲を演奏するときにストーリーを作り上げるんですよ。曲にそって『ここで、妖精さんがぽーっと現れてね〜』みたいな。大村さんはその物語を語るように演奏する。従って見事に起承転結が曲の中に再現されていて、それが演奏のドラマティカルな要素の一因かもしれない。

曲に合わせてストーリーを想像する手法は、割とやっている人は多いとは思うのだけど、それを演奏して表現する力量はさすが大村さんならではのものがあって、これほど表現できる演奏者はあんまりいないんじゃないかと思う。あー、堪能しました。

それから特筆すべきは師匠のお弟子さんのおひとりで八木瑛子さん。彼女はまだ中学2年生なのだけど、毎コン全国のなんと1位っちゅーすんごい経歴の持ち主。どんだけー。

若さあふれるのびのびとした演奏はさすが中学生だし、ばつぐんの音の安定感と卓越したテクニックはこれで中学生なの〜〜?って感じで、さすが日本一、すごかったです。聞けば部活は陸上部。日本一は体育会系だったわけで、あの音の安定感は鍛えた心肺からきているのだなあと感心した次第。将来がとっても楽しみなアーティスト、大物の素質十分です。久々に大器を見つけた気分。

あああ、自分がっ 自分の小物っぷりが哀しい。
練習しよっと。
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by dangobird | 2009-03-30 20:52 | フルート

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