ボスの威厳

ヒナが一人立ちするまではインコの母だが、ひとりだちしたからにはこれから私は群のボスである。
ボスであるからにはボスであることをインコたちにわかってもらわなければならない。

鳥に上下関係はないと言われているが、こと群で暮らすインコのような社会性のある鳥には、犬ほどのがちがちではないけれどぬるーく上下関係があるように見受けられる。
ペットとなったインコでも、群になればベテランの鳥の方が先に食事するし、若鳥は後からだ。まったり時間の居場所でもベテランが先にいい場所を確保し、中でもメスが先だ。チビのオスはここでも一番最後になる。

私がボスであることを鳥に示すには言葉が通じない以上ボディランゲージと合図としての『人間の言葉』で鳥たちに知らしめる。

ひとつは私の頭には絶対にとまらせない。でも無邪気な若鳥は平気でのっかってくるので、その時は黙って床の上に降ろす。即刻降ろす。生後半年のダンゴはよほどの事がないかぎり頭には乗らないので、生後数カ月で理解できるようだ。目線は必ず私が上。
ケージの置場所も私の腰の位置より下である。

ふたつめは、放鳥時のおやつ兼ご褒美である蕎の実は、必ずスタンドパーチに止まった時に与える。つまりインコがスタンドパーチに止まらないとインコは蕎の実を貰えないのだ。これは本当はクリッカートレーニングをしたかった私が、クリッカーをうまく使えずかつペットなのでもっと親密な感じでトレーニングしたかったので、クリッカーの代わりに声かけでゲーム風に自分なりにアレンジした方法なのだ。これでインコたちに私の言うことに従って貰う事を学習してもらうわけだ。

やり方はいたってシンプル。
スタンドパーチを指でとんとん叩いて『ここに止まって』とインコたちに声をかけるのだ。言葉だけだとインコには理解しづらいだろうからボディランゲージでスタンドパーチを指でたたくという動作を必ずセットにしている。
ダンゴなんかはもうこれで蕎の実が貰えると思っているから、首をにょーんと伸ばしてこっちを見て、私が蕎の実の入ったケースを持っているとみるとやってくる。もちもちはそのダンゴの様子を見て、ナニゴトかと付いてくる段階だ。

インコたちは無邪気だから、まずは蕎の実入りのケースを持った私の手にとまってくる。私はそのインコたちをパーチに誘導して、再度『止まって』をくり返す。この時インコの名前も入れたり、まあ適当だ。

ここでパーチに止まったら『おりこうさんね!』と、蕎の実1つ。
ダンゴは食べ終わったら、また私をじっと見てパーチに止まっている。おかわりの意志表示だ。パーチに止まっている間はいろいろ話かけながら、でも必ず『おりこうさんね』の言葉と共に蕎の実を1つまた1つと与えることにしている。

もちもちはまだこのゲームがよくわかってないから、食べ終わるとまたわらわらと手に止まってくる。それを一回一回パーチに止まらせて(これがなかなかたいへん)、蕎の実が貰えるシステムと『ちょっと辛抱すること』と『私の言うことを聞かないと蕎の実が貰えない』ことを繰り返し勉強してもらうのだ。犬の『待て』の訓練のようなものだ。

言葉が通じない人間と鳥とのやりとりだが、このゲームは少なくともダンゴや先代のモモは喜んでやっていた。モモくらいになると、私が声をかける前からパーチに止まって蕎の実が欲しいと要求してきたものだ。蕎の実を数粒食べて満足したらこのゲームはおしまい。私は蕎の実のケースをしまい、インコたちはまためいめいが自由に遊び始める。なのでこのゲームは放鳥してすぐの時間がいいように思える。

どれほど効果があるのか学術的なデータはないけれど、私とインコたちがいい関係を保つためにこのゲームは楽しくて交流できてしかもインコたちはおいしい思いができてと一挙両得なのである。

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ダンゴとずんだもちのデート@プレイジム
このずんだの甘えっぷり、どーよ。全く小さくてもオンナだのぅ。





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by dangobird | 2008-11-26 20:19 | ボタンインコ

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