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指ぬき(シンブル)

お針仕事に使う指ぬきです。小鳥さんの絵の入ったものをぼちぼちコレクションしているわけですね。

西洋では布の縫い方が違うので、指ぬきの形も日本の見慣れたカマボコ型と違ってドーム状です。
利き手に使うときは、人差し指または中指にかぶせて針のおシリを押して縫うのに使います。受け手(布側の手)に使うときはやはり人差し指または中指にかぶせて、布を挟んで刺した針を指ぬきで受け止めて、そのまま針の頭を押し上げて針を入れたところから数ミリ先に針を出すのに使います。西洋では布は枠にはさんでスタンドで立てますから、受け手では基本的に布を持ちません。

 素材は皮、金属、陶器と色々ですが、私は陶器ものが好きです。たいてい指ぬきのてっぺんは針が滑るのをふせぐためでこぼこです。で、これがイギリスはロイヤルウースターのアンティークの手書きの小鳥さんです。

指ぬき(シンブル)_e0147757_22515552.jpg


とても丁寧に繊細に描かれていて私はたいへん気に入ってます。ロイヤルウースターからは小鳥さんのシリーズでいろんな絵柄がでまわっているので、オークションなどでちびちびと揃えています。アンティークなので、お店によって値段が倍以上違ってくるので、そこんとこも探すのにコレクター魂を揺さぶるものがございます。かえってヨーロッパのお店の方が激安できれいなのを売っていたりします。所詮、指ぬきですから、お値段が日本円で数百円からせいぜい数千円なので、かなり気楽に注文できます。ただし、マイセンなどの名窯になると、とたんに数万円にお値段が跳ね上がりますから、そこんとこだけは要注意です。

指ぬき(シンブル)_e0147757_2259316.jpg


↑はアメリカのフランクリンポーセラインの鳥さんシリーズで、たぶんキンカチョウです。
こっちは転写プリントの大量生産ものなので、お値段もぐっと庶民的、しかもフチにちびっとキズはいってましたからノミの市特価価格200円で手に入れました。ワケ有り商品の中からいい具合に気に入るものを見つけるのもやっぱりコレクター魂を燃え上がらせてくれます。

もともとは実用品、そこから結婚する女性へのお守りとして、更にはご当地のお土産品として今でもいろんな指ぬきが作られ続けておりますから、かわいい小鳥さんを探してネット(あるいはリアルで)旅するのも楽しいですね。

指ぬき(シンブル)_e0147757_2374782.jpg


もふっもふのくずちゃん。
おねだり中なのです。



インコモチーフで雑貨作ってます




これからもどうぞよろしく
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by dangobird | 2012-03-28 23:08 | ボタンインコ

のんびりボタンインコとの暮らし

by dangobird
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