2011年 08月 06日
お手玉
川があってその両側は九州一の穀倉地帯、たくさんのクリークが縦横無尽にありまして、そこにはしゅす玉がこれまたたくさん生えていた訳です。小さかった私は母方のいとこやおばといっしょにこのしゅす玉の実をたくさんとって、首飾りや腕輪なんかせっせとこしらえていました。それでもまだまだ余るというので、おばがお手玉をこしらえてくれたのです。あまり布の綿でちくちくちく。おばの手つきは鮮やかであっという間に(コドモだった私にはそう思えました)4個のお手玉ができあがり。
そしてお手玉をひょいとつかんで1個2個3個と数を増やしながら、くるくると投げて受け取るおばの技にもうっとりで、たぶん数え歌なんかあったみたいですが、残念ながら私は歌はすっかり忘れてしまいました。ぱしぱしと小気味いい音をたてて落ちるお手玉は、手のひらに受け取るとたいそう手触りもよくて、しばらくお手玉で遊んでいた記憶があります。
ボタンインコが樽型体型でまさしくお手玉体型そのまんまなので、そのまんまでお手玉にしてみました。お手玉の中身は小豆が正当派らしいんですが、虫がわいてもやっかいなのでプラスティックのチップです。クッションや枕に入っているやつです。一応それでもぱすぱすと音がします。投げたらちょっと可哀想な気もするけど。
モデルになったくずもちくんです。ころころしてます。
お皿に盛ったら、大福にも見えてきました。
インコお手玉あります
これからもどうぞよろしく
by dangobird
| 2011-08-06 23:19
| ボタンインコ