2011年 01月 06日
ハワイアン ブリーズ #2
やぼったくなりがちなハワイアンなのですが、生成りにビリジアンでびしっといれてモダンな感じに仕上がりました。生地が厚いコットン地じゃなくて薄地平織りのモスリン(アメリカでは薄地の生地をコットン製でもモスリンと言います)というところがあか抜けた感じに仕上がった秘訣じゃないでしょうか。アップリケもキルティングも手縫いで糸の絞め加減と言いますか、糸の引っぱり具合が、薄地だと引っ張りすぎると皺になりますからね、若干めんどくさいんですが、かなり久しぶりなハワイアンなので楽しかったです。
ハワイアン キルトの始まりはカーテンというか間仕切り代わりの薄地の垂れ幕に写った植物の影を写し取ったもの、というもので、本来モチーフは植物のみだったらしいです。今じゃカメやイルカもモチーフになっていますが。今回はジンジャー。花の影です。マイケル=ギランのデザインは、シンプルですが密度の濃いスタイリッシュなシルエット。これを壊さずアップリケ、腕の見せ所です。
付属のファスナーがきっちり45cmで、はみ出しそうだったのでちょい切り詰めて、周りをぐるりとミシンで縫いまして、中身を詰めて完成です。
ハワイはここんとこすっかりご無沙汰ですが、乾いた空気と青い海が大好きです。ウィルスが怖くて海にははいりませんが、ビーチの木陰でダラダラするのが好きなのです。南の島はなーんにもせずにひたすらゴロゴロするのが私流です。野鳥がやたら厚かましいのも気に入っています。
お腹が空いたらモールや百貨店の総菜売り場へ向かいます。百貨店の方が人が少なくて私は快適でした。そこでピザやサラダやサンドイッチを買って、でかいボトルの飲み物も買って、再び根城に戻ってダラダラするんです。私、ひとりでずーっとなんにもしなくても一日過ごせる特技を持っているんですよ。
オアフ島はバスの料金が均一なので、安心してどこでもバスで行けちゃいます。ちょっとした観光名所なら無料のシャトルバスがあります。路線図を見て適当にバス旅するのも楽しかったです。帰りはホノルルと書いてあるバスならどれでもいいので簡単です。アジア系なんかぞろぞろいるので現地人のフリをして(英語しゃべるとバレますが)すました顔でそこらを闊歩するのも楽しかったなあ。
また行きたいわあ。
しっかり働いて旅費貯めてくださいね
ああ、ほんと、旅をするにも先立つものが!
散財している場合ではないのだった。きゅううう。
これからもどうぞよろしく
by dangobird
| 2011-01-06 23:30
| キルト