sampler #1

もともと今のアトリエに通い出したのは、お針子の基本とピースワークの基本を学ぶためだった。ほんのちょっとした糸の始末とか布の扱いかたで仕上がりが格段に違うし、そういった『ちょっとしたこと』こそにむしろ素人は気がつかない場合が多いからだ。

てなわけで、基本中の基本ベーシックコースでパターンを教えてもらうことにしてせっせとお針子をし、たまったピースが12枚。それをみた師匠がこれをサンプラーに仕上げようとのたまった。どうせなら大物パッチワークの仕上げかたも覚えておけということらしい。

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私は慌てた。

サンプラーにする気なぞ頭の片隅にもなく、ただ好き勝手な色を気ままにつなげて来ただけだし、何しろ使っている布が、それこそワゴンセールの1カット100円とか1束500円とかの特売ものだし(すみません、師匠、私アトリエの売り上げにちっとも貢献してません)、それより気ままさが災いして12枚のピースの色の傾向とか配色とかてんでバラバラなのである。

うちの師匠はそういうとこにあんまり商売っ気がなく、いや、フツーならアトリエオリジナルのキットなどのセットものを教材にしてやる所なんですけどね、端切れの復活という点じゃまさに安物端切れのサンプラーなんざ王道そのものですが、いったい全体これをどーひねくってまとめればいいのか。

今じゃアースカラーだのトープカラーだの中間色の粋でオシャレなものがはやりで、きんきらぺかぺかはあまりはやらない。なんでこーも配色がきんきんなのかというとセールになる端切れというのはたいていそういうもんばっかりだからで、ようするに反物では売れ残りの布、はやらないカラーなのだ。


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ただ唯一の救いは、トープカラーというのは実は激しくセンスが必要なシロモノなので、かえってこういうきんきら派手派手の方がボロを隠し易いということだ。トープカラーってね、フツーの凡庸な感覚の持ち主が手を出すとただの地味なボロ布になってしまうのよ。いろんな教室の、展覧会だのなんだのを見て来て、やっぱりそう思う。色味が色味だけにどこもこれも同じような布巾になってしまっているのをみて、トープカラーが生きるためには相当な経験と感覚が必要なのだと確信している。


でもさ、コレ、どーしよ。
どーしよといいつつ、ちまちまとまとめはじめているのだけど、果たして成功するのか。
行き当たりばったり、こいつは度胸の問題だね、やってみようじゃないかとカラ元気してみるけど。





これからもどうぞよろしく
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by dangobird | 2010-06-18 22:08 | キルト

のんびりボタンインコとの暮らし
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