あーおいとり、ことーりー

青い色素を持っている鳥はごく少数で、鳥が本来持っている色素はメラニン(黒及び茶)だけで、それに食物由来のカロチノイド系の赤〜黄色が加わる。だもんで食事が貧しいと黄色や赤があせてしまうのはカナリアなどが顕著であることはよく知られている。カナリアはカロチノイド系(プロか?)を摂取した後も体内でその種独自の発色色素に生合成できないので、ダイレクトに食餌の影響が羽色に反映されるそうで、鳥を見れば何を食べさせていたか露骨にわかる…らしい。カナリアも飼っていたけど黄色だったしなー。そうなのかー。

じゃ、なんで青い鳥が存在するかというと、青は主に羽の構造による光の散乱・干渉で起こる構造色で、白色光(全光色)がなけりゃ青く見えない、という幻の色なのだ。

羽の内部構造で起こる散乱光では赤より青の方(短波長)がより多く散乱されるので青く見える。空が青いのと同じ理屈である。これが散乱されすぎると全波長で散乱が起こり、つまりは元の全光色に戻って白になる。白鳥さんとか白文鳥さんとか。

次に羽の表面の微細構造で起こる光の干渉で見える青はどっちかというとメタリック系、オパール系のぴかぴかした色で、クジャクのりっぱな飾り羽とかキジとかカラスのつややかな輝きとかで、こっちも光がなけりゃやっぱり現れない色である。
で、この干渉色、なかなか写真に撮り辛い色でして、偏光でもあれば黒っぽく変色しちゃって写真に出ないんですよ。うちのずんだちゃんも青い羽にはメタリックな輝きが乗っているんですが、写真だとどよーんっと沈んでしまって本来の鮮やかさが全く出ていません↓。ほんとはもっとピカピカな鳥さんなのよー。


e0147757_20281524.jpg


この青に黄色が乗っかれば緑に見えて、さらに黒や茶色で様々な色が生み出される。
更に羽軸の太さとか色素の密度とか表面のケラチン層の厚さとか、いろいろな因子が組み合わさり、ラブバさんではどーなってんのかいっと叫びたくなるほどの色違いが生じている。セキセイさんもそうですね。

おおざっぱに色が濃いほど丈夫である、という傾向があるのは、ひとつはメラニンが紫外線を吸収する作用があるからだ(黒い色は光をよく吸収する)。紫外線は細胞のガン化をうながすので、メラニンが少ない程ガン化の確率があがる。アルビノ系の鳥に日光浴が逆に害があるのはひとつに紫外線の影響を受けやすく、また目もメラニンで保護されていないので視力を失いがちになるからなのだ。メラニンさまさま。


更に食餌が豊かだとカロチノイド系の色素をバラエティ豊かに摂取できるというわけで、上記のメラニンの事情も合わさって、色彩の鮮やかなオスはつまりは生活力があって丈夫という証拠ということでメスにモテる…傾向があるらしいです。でもうちじゃくずもち(コバルト)よりダンゴ(シロ)がずんだもちにモテてるよなー。


鳥もモテの条件は見かけだけじゃないってことですか???











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by dangobird | 2009-12-10 20:51 | ボタンインコ

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