よいこのボタンインコ辞典 3

ボタンインコうんちく〜

よいこの質問
ボタンインコってどのくらいの大きさ? 何を食べているの?

<大きさについて>
体長13cm~14cm 体重35g〜50g。
一般的に雌の方が大柄。体重が50g越えると肥満とされるが、触診で胸骨がわかるかどうかなど総合的に判断すべきである。何にしろ例外ってあるもんだ。

<餌について>
野性下においては、よく住み着いているアカシアをはじめとする木の実、イネ科をはじめとする草の実、柔らかい葉や小枝、新芽、時には昆虫などを食べているのが観察されているらしい。果実でも、あんまり糖質なのは好みじゃないらしい。デンプン質のものが主食である。が、あの好奇心であるからに結構いろんなものを食べているんじゃないかと勝手に推測。

水辺を好むあたりから、水が好き。よく水を飲むし、水浴びも好む個体が多い。新鮮な水が不可欠で、乾燥に比較的強いコザクラインコとちょっと違う。


↑水場を占拠するルリゴシボタンインコちゃんたち。この強引さがボタンインコ(汗)。


飼育下において食餌は
1)  シードを主食とする
2)  ペレットを主食とする
3)  シードとペレットを併用する
の3パターンが考えられる。



1) シードが主食の場合
日本ではヒエ、アワ、キビが主流。欧米ではアワ、キビが基本。ヒエは日本独自のもの。察するにアワは高価なので(昔は人間が主食とする主要穀物で、鳥にやるなんてもってのほかと思われたフシがある)安く栄養価もほぼ変わらないヒエが代用された経過があるようだ。栄養的にはヒエもアワもキビもあんまり変わらない。

更にそれにタンパク質源としてカナリーシード、ソバ、脂質源としてヒマワリ、麻の実、サフラワー、ニガーシードなど適宜トッピングする。その他にも炒った大豆(生は毒性があるので与えない)、ゆでた枝豆(大豆なのでもちろん加熱すること)、エンドウマメなどのマメ類、トウモロコシ、エノコログサなどの雑草の実など食べられる、あるいは喜んで食べるものがイロイロあるので、環境エンリッチメントの観点からもイロイロ与えてやることは私は賛成である。

長所はたいていの鳥が好むので食べさせるのに苦労しないこと。みな喜んで皮をはぐはぐ器用に嘴でむきながらたいらげる。
短所はビタミン、カルシウム、ヨウ素などのミネラル分、タンパク質が決定的に不足すること。

なので、足りない栄養素を補う副食が必須。
新鮮な野菜(小松菜などの青菜、人参などの根菜。果実は糖分がほとんどなのでたまにやる程度)でビタミン類を、カトルボーン、ボレー粉でカルシウムを、特にボレー粉はヨウ素を含んでいるので便利、を必ず補う事。タンパク源としては卵の黄身をほんの少量(1日で鳥がひとくちふたくち食べているのを見かければ充分)、あるいはエッグフードを与える。

総合栄養剤も便利であるが、自然の食品から摂取するのと違ってビタミン・ミネラル過剰になりやすいので、必ず説明書を読んで規定の量に薄めて投与すること。また、タンパク源も過剰に与えると内蔵へ負担がかかったり、発情が過剰になったりするので鳥の様子を観察しつつあるいは医師と相談の上、与える量を加減するべきである。


2)ペレットが主食の場合
ペレットは各種穀物の粉にビタミン、ミネラルなどを添加し、それを加圧加熱整形したものやそのまま加圧圧縮成形したものなど製造方法もイロイロある。
最近ではオーガニック認定した原料のみを使ったペレットも各種販売されている。もちろん、保存料などもビタミンcなど無害なものを代用していたりする。私も農場などを視察してきたわけじゃないからメーカーを信頼するしかないが、できれば保存貯蔵に手間がかかるのだけどオーガニックのペレットが望ましいと思う。
たいてい英語表記でげんなりするが、ペレットの袋の裏の注意書き等しつこく記載されているので、1度くらいは読んでみることをおすすめする。

長所はペレットだけで済むこと。すごく簡単である。それにシードでは皮が散らばったりするがそんなこともない。

短所は嗜好性が低く、食べない鳥もいること。鳥の最大の楽しみである食餌が単調になってしまうこと。

最大の短所、食べない鳥がいるってことは天然の餌であるシードからペレットに切り替えが難しいことがままあることである。シードでも副食を充実させればそれはそれで健康で長生きできるので、あとは飼い主の心がけ次第ってことになる。肝機能障害など、食事制限でどうしてもペレットを強制しなくてはならない場合を除いて、どうしてもシードからの切り替えが難しいとき、すっぱりあきらめるのも選択肢である。その場合、副食を特に充実させればいいだけである。

食餌が単調になる点については、いくらそれだけで事足りるとしても餌がペレットだけ、というのはあまりにも鳥が気の毒である。毎日毎日総合栄養食だけを食べる自分を想像して欲しい。いい加減あきるしうんざりするはずだ。なので、多少多めに食べても不安が少ない青菜などの菜っ葉類や雑草を副食として与えてもいいと思う。たまにオヤツ程度ならヒマワリもいいだろう。嬉しそうに皮をむいて食べる様子は見ていて微笑ましい。


3)シードとペレットの併用
うちはコレ。
ペレットはいい。栄養学的にも衛生的にも世話をする人間にとってもクズが少ないし掃除が楽だ。
ただ、やっぱり生き物最大の楽しみであるはずの食餌があまりにも単調で見るに忍びない。
問題点としてシードがあるとペレットを食べない傾向にどうしてもなるから、そこは1日に与えるシードの量を制限することで我が家は解決した。ペレットにほんの少量のシードをトッピングしたのだ。それでも鳥はペレット以外にもシードがあるというので喜ぶ。

オヤツにはアワ穂などの穂付きのシードを逆さにぶら下げたり、紙箱の中に隠したり、鳥がちょっと努力しないと食べられないように設置したり。野生の鳥は餌を探すことに一日の活動時間の大半を使い果たす。なので、餌を探す、苦労して餌を取るという行動は鳥にとって必要な仕事であり、頭を使う楽しみもあり、退屈を減らす事につながる。

同じ理由から野菜も毎日与える。野菜は生の大豆などの一部を除いて、過剰に食べてもそれほど問題にならない。というか、そもそも鳥はバカじゃないので健康な鳥ならば適量をわきまえて食べるものである。過剰摂取はそれ自体が人間同様病気なので、医師の診察を受けるべきである。過剰摂取の原因は内臓疾患、ホルモン疾患、ストレスなどの精神的疾患が考えられる。

なお、ペレット切り替え当初の時は夕方ペレットも食べず食べたいシードもなく、と体重が減ったままになる個体が出てくるので、寝る前に体重をチェック、あまりにも体重が減るときにはシードを夕方追加する事。ペレットに切り替える事が重要なのではなくて、鳥の健康を保つ事が重要なので、必要以上にこだわる事はないと思う。おおらかで気長なのが一番である。

我が家の場合

朝    シードとペレット、生の野菜、茹でた野菜などのウェットな餌

昼過ぎ     オヤツに雑穀穂や鳥用お菓子。たいていこの時間に放鳥して遊んでやっている。ただしオヤツを食べ過ぎるとペレットを食べなくなるので量は加減する。

夕方     様子を見てシードまたはペレット追加。今はもう加減がわかっているので、餌入れがカラになっていなければそのまま翌朝まで放置している。


こういったサイクルだ。











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by dangobird | 2009-06-18 10:16 | ボタンインコってどんな鳥?

のんびりボタンインコとの暮らし
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